次期参院選候補者は高嶺明彦氏に決定!

 


円内左から堤 直文会長,次期参院選の候補者に選ばれた高嶺明彦氏.評議員会終了後に開かれた記者会見で堤 直文会長は,「候補者が選出できてよかった.決まった以上は一丸となり,よい結果を出すための体制作りをしていきたい」と述べた.
  日本歯科医師連盟は8月21 日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において第106 回臨時評議員会を開催した.
本評議員会では,去る7月31 日の第7回選考委員会で
決定された高嶺明彦氏の次期参院選候補者への推薦について審議が行われ,挙手による評決で,賛成60 名,反対16 名,そのほか評決直前に退席した者1名で可決.よって,高嶺氏の単一候補者としての次期参院選への出馬が決定した.
 挨拶に立った高嶺明彦氏は,執行部ならびに評議員の先生方に感謝の意を表すとともに,「長期間に及んだ選考の結果,承認していただいた以上は,自分の半生をかけて歯科界のために全力を尽くしたい」と述べた.また診療報酬上での歯科の点数が低いことについて「国策として歯科の評価は正当になされなければならない.これを正すために這ってでも国会へ行き,現在の歯科の悲鳴を届けることが私の重大な使命である」と強く意気込みを語った.
  今後の選挙戦に向けての日程や方針については,28日に開催される理事会での意向を受け,9月18 日の評議員会(28 日の理事会で正式に決定するため,あくまでも予定)で示すこととなる.ただ,参院選の時期が迫っているため「早急に選挙対策本部と後援会を設置し,候補者の顔と名前の周知に努めたい」とした(蒲生 洵副会長).また,評議員からは衆議院選挙において政権交代がなされた場合もこれまでどおり自民党を支持していくのか,との質問が挙がったが,執行部からは「30 日の衆議院選挙終了後に考えていきたい」との回答がなされた

 なお,高嶺明彦氏の略歴を以下に示す.
 昭和29 年5月7日生(満55 歳).昭和59 年に福岡歯科大学歯学部を卒業後,昭和60 年に那覇市内に「たかみね歯科クリニック」を開設.平成6年4月の沖縄県歯科医師会理事就任を皮切りに平成9年4月から平成15 年3月まで同専務理事を,平成18 年4月から平成21 年3月まで同会長を務めた.また,連盟関係では平成9年4月から平成15 年3月まで同歯科医師連盟常務理事を,平成18 年4月から平成21 年3月まで同連盟会長を務めた.日本歯科医師連盟では,平成18 年4月から本年3月末まで理事を務めた.なお,現在は沖縄県歯科医師会顧問に就任.

(2009.8.25)


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