日歯連盟が第105回 臨時評議員会を開催

 


「候補者を選出し,連盟としての任務を遂行していきたい」と述べた堤 直文会長(円内).
 日本歯科医師連盟は5月13日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において第105回臨時評議員会を
開催した.冒頭の挨拶に立った堤 直文会長は,次期参院選候補者の選出について,「たとえ候補者が決まっても当選させなければならない」とし,評議員に対しては「(候補者が)決まった以上は大同小異で一体となり,応援していくことをお願いしたい」と強く要望した.また,来賓挨拶に立った大久保満男日歯会長も「日歯も連盟も,同じ精神を共有し,歯科界の再浮上に向けて頑張っていきたい」と述べた.

 続いて,高木幹正理事長より,各種報告がなされた後,議案審議に入った.第1号議案「議長及び副議長の選出」,第2号議案「顧問の委嘱」第3号議案「役員報酬算定委員会委員の委嘱」が上程され,いずれも可決された.なお,第1号議案「議長及び副議長の選出」では,議長に鈴木明夫氏(茨城県),副議長に原 武仁氏(岡山県)が決定.第2号議案「顧問の委嘱」では,石井みどり参議院議員を平成21年4月1日から平成23年3月31日まで,顧問として委嘱することが決定した.処遇については「無報酬」となっている.
 
次期参議院比例代表選挙について
 第4号議案「次期参議院比例代表選挙について」では,平成22年7月に行われる参議院比例代表選挙に単一候補者を擁立し,選挙戦に向けた態勢作りを早急に進めていくということが満場一致で可決されたが,評議員からは「候補者が決定しても当選させなければ意味がない,(選考委員会の)2/3以上の賛成という規則規程は守ってほしい」「選ばれた選考委員の先生には(各自治体の)しがらみなど考えずに選定してもらいたい」などの要望があった.選考委員の選出については,評議員会当日までに各自治体で決定し,5月20日に開かれた第1回選考委員会に臨んでもらった.今後の流れとしては,選考委員会を開き,7月初旬には候補者を答申にかけ,7月の評議員会で決定したい考えである.

(2009.6.10)


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