日歯が日本財団と「TOOTH FAIRYプロジェクト」を展開

 


TOOTH FAIRY(歯の妖精)とは,抜けた乳歯を枕の下に置いておくと,眠っている間にコインに交換してくれるという妖精の言い伝えから命名された.
 このたび,日本財団主催,日本歯科医師会協賛の下,歯科撤去物プロジェクト「TOOTH FAIRY(トゥースフェアリー) プロジェクト」を展開することとなり,5月12日,歯科医師会館において日歯の大久保満男会長,日本財団の笹川陽平会長が揃って共同記者会見を開催した.本プロジェクトは,歯科治療で使用した金属をリサイクルし,「アジアでの学校建設」や「小児がん患者の支援」などの社会的貢献に活用していくものである.
 日歯と日本財団の両者は,“企業の社会貢献活動と人々のために何か力になれたら”という考えで一致し,本プロジェクトの設立に至った.大久保会長は,2年ほど前に笹川会長から打診があったことを披露し,「歯科医師は“民(私)”でありながら,国民のための歯科医療という“公”の仕事をしていることから,かねてより,社会貢献ができないかと考えていた」とし,笹川会長も「透明性,説明責任を確保すると同時に,企業団体が公の立場から社会貢献をするきっかけとしていきたい」と述べた.
 なお,プロジェクトの流れについては以下のとおり.6月1日より電話やWEBサイトを通して募集を募る予定である.


(2009.5.22)


>>> 戻る