昨年12月末における歯科診療所数は68,101施設に
――前月比で28施設の減少,前年同期比では222施設の増加

 
 厚生労働省から毎月公表されている「医療施設動態調査」によると,平成20年12月末における歯科診療所数は全国で68,101施設で,前月比で28施設減少したが,前年同期比では222施設増加した.

 都道府県ごとの歯科診療所数の推移を下表に示すが,平成20年11月末からの1カ月間で施設数が増加したのは埼玉,静岡(ともに4)など14県であり,他の都道府県では減少した.特に施設数の減少が多かったのは,愛知(−7),兵庫(−6),東京,神奈川(ともに−5)であった.

 平成19年12月末からの1年間で施設数が増加したのは,大阪の61施設をはじめ,埼玉44,愛知25,千葉23,兵庫19,静岡17,神奈川16などで,東京は3のみであった.なお,有床歯科診療所の全病床数は170床で前月からの増減はなく,前年同期比では5床の増加となっている.

 参考までに医科の医療機関数をみると,平成20年12月末における病院数は8,790施設(前月比で−6施設・前年同期比−54施設),一般診療所数は99,682施設(同−19施設・同+111施設),さらに一般診療所のうち,有床の診療所数は11,621施設(同−34施設・同−592施設),無床の診療所数は88,061施設(同+15施設・同+703施設)である.



(2009.3.26)
>>> 戻る