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(1) |
調査月の特殊要因が排除されるため,単月調査に比べ数値が平準化される.
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(2) |
調査項目に前年(度)実績の12分の1の額を記入するための判断及び計算が省略されるとともに,作成済みの年間(決算)データから転記できる調査項目が多くあるため,多くの調査対象施設で記入負担が減り,効率的な調査が可能になる. |
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(3) |
前年(度)実績の12分の1と調査月の数値との混在が解消されるため,費用と収益の対応関係が適切となり,会計情報としての信頼性が高まる. |
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(4) |
1年間のデータであるため,単月調査での経費の計上漏れの可能性が排除される. |
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(5) |
医薬品費,材料費について,月次棚卸を行っていないために前年(度)の構成費または仕入額により記入している医療機関等が多数存在すると考えられる.期末には実地棚卸が必ず行われるため,医薬品費の数値(金額及び構成比)が正確になる. |