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次期参議院比例代表選挙候補者について永山一行会長(円内)は,「必ず1人擁立する」との意向を強調した |
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日本歯科医師連盟は8月22日,東京・市ヶ谷の新歯科医師会館において定例記者会見を開催した.永山一行会長は冒頭の挨拶の中で,8月21日の参議院比例代表選挙候補者選考委員会における選考結果について,7人の出馬希望者の中で最終的に出席委員の3分の2以上の信任が得られた者は1人もいなかったため,該当者を選定するに至らなかったことを発表した.
参議院比例代表選挙候補者選考委員会における選考結果について
選考結果の経緯は次の通りである.(1)松井正剛氏(奈良),(2)白須賀貴樹氏(千葉),(3)島村 大氏(神奈川),(4)露木隆之氏(神奈川),(5)喜屋武 満氏(沖縄),(6)小林幹夫氏(栃木),(7)富澤卓郎氏(東京)の7人の出馬希望者の第1回投票は,(1)7票,(2)7票,(3)6票,(4)4票,(5)3票,(6)1票,(7)0票で,上位4名を対象に行った第2回投票でも3分2以上の得票者不在のため,上位2名を対象に第3回投票を行ったところ同数となり再投票を行ったが,ここでも3分の2以上の得票者不在のため,上位得票者である島村 大氏について信任投票を行った.しかし,ここでも信任16票だったため,「該当者なし」の結論に至った.
永山会長は,「このような結果になるとは想像がつかなかった」と選考結果に驚きを隠せず,現時点では執行部としての意向は決めていないが,9月2日の都道府県歯科医師連盟会長会議,19日の日本歯科医師連盟評議員会で広く意見を聞き,遅くとも来年3月の評議員会までには何としてでも候補者を決定したい,との考えを述べた.なお,候補者に関して同じ7人の中から再度選考するか,新たに人材を募集するかについては,現時点では未定であるとした.
口腔保健法(仮称)の骨子が完成
先頃から日歯,連盟,石井みどり参議院議員の間で協議されていた口腔保健法(仮称)策定について,このほど骨子が完成した.今後,石井みどり参議院議員に渡し,国民歯科問題議員連盟の中でさらに議論・協議を重ねていくとのこと.永山会長は「日歯・連盟・議連の間で十分協議して,しっかりとしたものを作りたい」との考えを示した. |
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