厚生労働省から毎月公表されている「医療施設動態調査」によると，平成20年５月末における歯科診療所数は全国で68,040施設で，前月比で59施設，前年同期比では348施設増加した．
都道府県ごとの歯科診療所数の推移を下表に示すが，本年４月末からの１カ月間で増加数が最も多かったのは，大阪の15施設であり，東京10施設，兵庫７施設と続いている．また，平成19年５月末からの１年間の増加数で見ると，大阪の60施設をはじめ，埼玉52施設，神奈川50施設，東京39施設，愛知37施設，千葉28施設，兵庫26施設と三大都市圏で増え続けている．１年間で減少数が目立ったのは北海道の−13施設であった．なお，歯科診療所の病床数は176床で，前月比では変化がなく，１年前に比べて11床の増加となっている．
参考までに医科の医療機関数をみると，平成20年５月末における病院数は8,813施設（前月比−２施設・前年同期比−70施設），一般診療所数は99,529施設（同＋70施設・同＋331施設）となっている．さらに一般診療所のうち，有床の一般診療所数は11,925施設（同−48施設・前年同期比−666施設），無床の一般診療所数は87,604施設（同＋118施設・同＋997施設）となっている．
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