厚生労働省から毎月公表されている「医療施設動態調査」によると，平成20年３月末における歯科診療所数は全国で67,928施設で，前月比で40施設，前年同期比では353施設増加した．
都道府県ごとの歯科診療所数の推移を下表に示すが，本年２月末からの１カ月間で増加数が多かったのは，埼玉県15施設，神奈川県10施設，千葉県９施設，福岡県６施設などであり，減少数が最も多かったのは北海道−６施設であった．また，平成19年３月末からの１年間の増加数を見ると，大阪府の55施設をはじめ，神奈川県50施設，埼玉県46施設，東京都35施設，千葉県・愛知県各32施設などであり，減少数が最も多かったのはやはり北海道−12施設であった．なお，歯科診療所の病床数は176床で，前月比では変化がなく，１年前に比べて９床の増加となっている．
参考までに医科の医療機関数をみると，平成20年３月末における病院数は8,832施設（前月比−６施設・前年同期比−60施設），一般診療所数は99,455施設（同−42施設・同＋469施設）となっている．さらに一般診療所のうち，有床の一般診療所数は12,036施設（同−70施設・前年同期比−684施設），無床の一般診療所数は87,419施設（同＋28施設・同＋1,153施設）となっている．
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