(財)8020推進財団は8020運動が20周年を迎える本年,運動のシンボル的存在として“社会的に知名度のある人を名誉会長として迎え,国民運動の牽引車(機関車役)をお願いすべく人選をすすめてきた”が,既報(20年4月1日)のように,元オリンピックスキーヤーでコルティナ・ダンペッツォオリンピック銀メダリストである猪谷千春氏が初代名誉会長に就任した.その発表会ならびに懇親会が5月19日,千代田区・アルカディア市ヶ谷において開かれた.発表会には財団の理事や評議員のほか,来賓として鴨下一郎環境大臣が出席,名誉会長就任の「楯」の授与と懇親の集いが華々しく執り行われた.
猪谷名誉会長は今後,12月4日によみうりホールにおいて開催される「8020運動20周年記念式典・シンポジウム」に参加するほか,日本歯科医師会雑誌上の座談会にも出席する予定である.
大久保満男理事長挨拶
8020推進財団が設立して20周年という記念すべき年に,猪谷先生のような著名な方を名誉会長として迎えることができたのは,大変心強く嬉しいこと.今後は猪谷名誉会長を司令塔としながら,8020運動をさらに国民運動として広め,新しい展開へと取り組んでいきたい.
猪谷千春名誉会長挨拶
名誉ある8020推進財団の名誉会長に就任させていただいたことは身に余る光栄であり,大変誇りに思う.どんな人間でも食事をすることは自然の営みであり,その源として一番大切なのは歯である.私自身,運動選手であったことから,歯が丈夫であることが競技の結果につながるということは身をもって体験している.2010年には14〜18歳までの若者を対象としたスポーツの祭典が開催される予定だが,若者の基礎体力が低下しているなか,今後,このような場で8020運動の活動を取り入れ,歯の大切さを訴えていきたいと考えている.微力ながら頑張っていきたい.
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