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永山一行会長(円内)は,連盟と日歯,そして職域代表(石井みどり参議院議員)による「3者会議」(仮)を設け,方向性の統一を図りながらロビー活動を行っていきたい,との考えを示した. |
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日本歯科医師連盟は5月16日,東京・市ヶ谷の新歯科医師会館において定例記者会見を開催し,次期参議院選挙の候補者選考委員会や連盟の組織改革などについて説明を行った.
次期参議院選挙 職域代表選考委員会開催へ
日歯連盟は,次期参議院選挙の第1回候補者選考委員会を5月29日に開催する.同委員会は,全国の各ブロックから合計23名の選考委員を22日までに選出してもらい,それに執行部の5名(副会長3名と理事長,副理事長)を加えた28名で組織する.委員会では,内容の透明性を図るために議事録の開示や傍聴の可否なども含めて議論し,次期参議院選挙に立候補する職域代表を選考するという.
自民党国会議員と懇談会を開催
日歯連盟は5月15日,今回の診療報酬改定でお世話になった自民党の国会議員36人(代理4人を含む)を招き懇談会を開催した.日歯の理事も参加し,若手議員を中心に親交を深めたという.また,永山会長はこの場で,社会保障費におけるマイナス2,200億円のシーリング撤廃をお願いし,社会保障費拡充への理解を求めた,とのことである.
連盟組織のチューンナップ 日歯連盟は活動をさらに活性化するため,組織の改革(チューンナップ)に着手する.現在,財団法人日本総合研究所に「組織体制の整備および戦略策定の調査研究」を委託しており,その報告書をもとに理事会でも議論が行われているという.それを踏まえて,1.機動的な活動,2.事業の継続性,3.資料の分析・収集能力の専門性向上,を図る.すでに調査研究部門の充実が進められており,マイナス2,200億円のシーリング撤廃策や口腔保健法の成立に,そこで得られた情報を活かしていく.
そのほか,記者と以下のような質疑応答が行われた.
Q.13日の臨時記者会見で,「(口腔保健法を)早ければ秋の臨時国会,遅くとも来年の通常国会には提出したい」と述べているが,それを実現するための具体策は?(5月15日のヒョーロン・ニュースを参照)
A.理念法ならばすぐにできると思うが,実行法となると予算が絡み難しい.いずれにせよ,日歯と一体となって取り組むべき問題. |
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