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挨拶をする大久保満男会長と7月1日付で庶務担当常務理事に就任した浅野正樹常務理事(村上恵一専務理事の後任).
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表 日本歯科総合研究機構 研究員(客員) |
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信友浩一 |
(九州大学医学部医学研究院 基礎医学部門医療情報システム学 教授)
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中山健夫 |
(京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻健康情報学分野 教授)
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古井祐司 |
(東京大学大学院医学系研究科 東大病院22世紀医療センター健診情報学講座 助教)
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斎藤 健 |
(元 経済産業省大臣官房企画官)
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渡辺俊介 |
(日本経済新聞社嘱託)
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(敬称略) |
日本歯科医師会は7月19日,東京・市ヶ谷の新歯科医師会館において定例記者会見を開催し,新潟県中越沖地震への対応や日本歯科総合研究機構の客員研究員委嘱など,各種報告がなされた.
新潟県中越沖地震 被災地に救援物資や医療支援等手配へ
7月16日に発生した新潟県中越沖地震の被災者に対して,日歯は救援物資や医療支援等を行うことを決めた.また,現場の混乱を防ぐため各都道府県歯からの支援も日歯が窓口となり対応を進める方針.「できるだけ現地の事務的負担を減らしたい」(大久保満男会長)とし,新潟県歯の要望を受けてから,実効のある支援活動を行いたい意向を示した.さらに,大久保会長,村上恵一専務理事,小谷田 宏常務理事は7月24日に現地入りし,現場の実状を確認する予定.なお,災害救助法の適用により被災した294名の会員に災害見舞金を給付する.
日歯総研 客員研究員5名を委嘱
日本歯科総合研究機構(箱崎守男研究機構長)には,恒石美登里研究員が常勤として勤務しているが,さらなるマンパワーの拡充を図るため,客員研究員5名の委嘱を決定した(表).任期は平成19年8月1日から平成21年3月31日までとなり,常勤ではなくテーマによって研究や報告を行う.大久保会長は「常に情報を収集し,分析できる体制が整いつつある」と現状を評価し,今後は週に2回ほど勤務する非常勤研究員も雇う予定.
在宅医療推進会議のメンバーに池主理事が就任
在宅医療推進会議は国立長寿医療センターの大島伸一総長が召集し,わが国における看取りまでを行える在宅医療を推進するための方策について関係者の意見を聴く会である.この会議には,日本在宅医学会や日本プライマリ・ケア学会などからメンバーが選出されているが,そこに池主憲夫日歯常務理事が入ることが決まった.また,同会議は4つの分科会に分かれており,これにも深井穫博日歯地域保健委員会委員長,恒石美登里日本歯科総合研究機構研究員,細野 純東京都歯科医師会高齢者保健医療常任委員会委員長,菊谷 武日本歯科大学附属病院口腔介護リハビリテーションセンター長が,それぞれ選任された.これについて日歯は,各作業部会が来年3月までに取りまとめを行うため,次回の診療報酬改定にある程度の影響を与えると考えており,同会議の進捗状況を注視していく考えを示した.
日本リハビリテーション病院・施設協会の委員会に歯科が参画
日本リハビリテーション病院・施設協会(浜村明徳会長)は,医療や福祉におけるリハビリテーションの普及・充実・発展に取り組んでいる.同協会内の委員会のひとつである「口腔リハビリテーション推進委員会」に歯科関係委員(堤 直文,青柳公男,佐々木勝忠,角町正勝(敬称略))が参画する見込みとなった.同委員会では,口腔機能向上・改善を目的とするリハビリテーションシステムのあり方,口から食べるための地域における医科・歯科連携のあり方などの検討ならびに提言を行う予定.
日医の介護保険委員会で歯科がプレゼンテーション
日本医師会の介護保険委員会(野中 博委員長(日本医師会前常任理事))から日歯に「在宅診療に対する歯科の意見を聞きたい」との打診があり,7月19日の委員会で深井穫博日歯地域保健委員会委員長が45分間にわたってプレゼンテーションを行った.歯科に対して様々な質問があがり,野中委員長も医科と歯科の医療連携を強めていきたい意向であるという.
定款等改正臨時委員会へ諮問
日歯は定款等改正臨時委員会を設置したが(ヒョーロン・ニュース「6月の日歯記者会見より」を参照),日歯は(1)公益法人制度改革に合致した定款改正,関係諸規則の見直しについて,(2)裁定審議会の権能,会員の処遇について,の2点について諮問した.同委員会では,公益法人制度改革に併せた執行部任期の改正(3年から2年へ),会員が不祥事を起こした場合の処分のあり方などについて検討する見込み.
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