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2代目会長としての抱負を述べる三津原 博会長. |
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記念式典および記念パーティーには,多くの関係者が参加した.円内左より,これまでの支援・協力に対して感謝を述べる今川美明名誉顧問と,政治連盟としての今後について語る柏木 實幹事長.
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国民の利益を最優先に考える保険薬局の役割を明確にし,真に国民から信頼と満足が得られる保険薬局の実現に寄与することを目的に設立された有限責任中間法人 日本保険薬局協会(三津原 博会長)は,去る5月14日(月),東京・新宿のセンチュリーハイアット東京・センチュリールームにおいて,同協会の法人化および政治連盟の設立,そして協会設立3周年を祝う記念式典を行った.
式典の冒頭,三津原 博会長は「有限責任中間法人としての日本保険薬局協会,政治連盟,そして学会化を目指すファーマシーフォーラムの3団体の運営を軌道に乗せて,その活動を意義のあるものにしていきたい.そして,医薬分業をさらに発展させるために会長職を全うしたい」と2代目会長としての抱負を述べ,さらに「ジェネリックの普及は医薬分業率の向上につながり,薬剤師が医薬分業に努力する姿をみせることは,国民や保険者から高い評価を得るチャンスでもある」とも述べた.
続いて,これまでの会務運営の功績に対して感謝状と記念品が贈呈された初代会長の今川美明名誉顧問は,「業界の中での和を大切にするとともに,協会の果たすべき役割を明確にして,変化に対応しながら進んでいきたい」と同協会の将来に熱い思いを寄せた.
日本保険薬局協会政治連盟を代表して柏木 實幹事長は,「国民の視点に立った薬局づくりを目指す協会としては,政治連盟の設立はあくまでも手段であり,医療制度改革の中で保険薬局が質を落とさないで貢献していくことが喫緊の命題である」「(同協会は)権利や利益を求める団体ではなく,政治連盟は公的保険制度の下で秩序ある運営を行うための下支えとして協力していきたい」との考えを示した.また,「時には声を挙げる必要もある」として,今夏の参院選での藤井もとゆき議員(自民党)に対する協力・支援を訴えた.
ひきつづいて行われた設立3周年記念パーティーでは,与謝野 馨衆議院議員(自民党)や児玉 孝日本薬剤師会副会長など,多数の来賓による挨拶が述べられ,各方面からの注目度の高さが窺われた.
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