未入会対策などについて協議(日歯連)

 
 

日本歯科医師連盟(堤 直文会長)は10月22日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において定例の記者会見を行った.会見では,直前に行われた理事会で,都道府県の地方議員向けのデンタルミーティング用資料の作成や未入会対策について協議がなされた旨が述べられたが,詳細は以下のとおり.

地方議員向けのデンタルミーティング用資料を作成
 去る9月17日の評議員会において,日歯連盟は冊子による国会議員向けのデンタルミーティング用資料の一部を紹介したが,このたび,DVDやパワーポイントなど,すべての資料が完成した.それに関連して,各都道府県の議員向けのデンタルミーティング用資料の作成を行うことが理事会で決定した.同資料は,都道府県の各地域によって歯科保健条例が制定されているなど情勢が異なることから,内容の異なる資料を数種類用意し,地域ごとに適当な資料を選択してもらう予定.11月の時局対策本部会での協議をふまえ,12月の理事会に提出したのち,来年早々を目途に各都道府県歯科医師連盟へ配布される見込みとなっている.

未入会者用にリーフレットの作成を検討
 日歯連盟への入会が滞っている昨今の現状から,日歯連盟はこのたび新たな未入会者対策用リーフレットを作成する.内容は,連盟の存在自体の周知を図る「入会促進対策用」,現在の会員に対する「継続用」,過去に脱退した者の再入会を目的とした「再入会者対策」の3種類の作成が検討されている.なお,文面には税制改正など国会で審議中である項目などが盛り込まれる関係から,完成は年内いっぱいを予定している..



(2010.11.05)

>>> 戻る