|
 |
|
「まだ民主党から正式には打診されていない」と強調しながらも,次期参院選での民主党への協力に前向きな姿勢を示す堤 直文会長(円内). |
日本歯科医師連盟は2月12日,第109回都道府県歯科医師連盟会長会議を東京・市ヶ谷の歯科医師会館において開催した.会長会議は非公開であったが,終了後に記者会見を開いた.
夏の参議院選挙において民主党の候補者を推薦するかが焦点であったが,堤 直文会長は挨拶のなかで「レセプトオンライン義務化の実質撤廃,社会保障費2,200億円削減の廃止,そして今回の診療報酬改定のアップと,これだけ歯科界に利益があったなら,それなりのお付き合いをしなければならない」と,各都道府県歯科医師連盟会長に説明したことを明かした.
日歯連盟では去年11月の臨時評議員会で「次回の参議院選挙に職域代表を擁立しない」と機関決定しているが,民主党が擁立した候補者に対して「推薦してほしい」と打診があった場合は前向きに取り組みたい,という姿勢を執行部として示した.
これに対し,各都道府県連盟会長からは賛否両論の意見が出たようであるが,これらの意見を踏まえて19日の臨時評議員会に単一議案として参議院選挙の対応を上程する予定. |
|
|
|