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今回の中医協の答申に対し大久保満男会長は,「20〜30年にわたって点数が据え置かれているものが未だ残っている」として,今後も改善に向けて努力していく意向を示した. |
日本歯科医師会は2月12日,中医協の答申結果を受けて緊急の記者会見を東京・市ヶ谷の歯科医師会館において開催した.冒頭挨拶に立った大久保満男会長は,「2.09%という数字ですべての問題が解決するわけではないが,この厳しい経済状況を考えるとありがたい数字」と評価した.
まず,初・再診料の引き上げについては「未だかつてない引き上げ幅」(渡辺三雄常務理事)と高く評価した.また,歯周基本処置(10点)が新設されたことについては「従来のP処は扱いづらいものであったが,今回の新設で適切な治療ができる」と解説した.
ただし,歯科技工加算(20点)の施設基準に常勤の歯科技工士の配置が含まれたことについては「今後は院外ラボでも算定できるように働きかけていきたい」と述べた. |
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