平成22年度診療報酬改定に関する「中医協意見」で要調整

 
 社会保険診療報酬改定については社会保障審議会(医療部会,医療保険部会)などの審議を経て政府が改定率を決めることになっているが,具体的な配分を審議する中医協においても,改定に関する方向性などの意見具申をすることができる.12月4日に開催された中医協総会(第155回)において政府に対する中医協の意見をまとめるにあたり,去る11月25日に提出された支払側と診療側の意見に基づき公益側で中医協案を作成したが,診療側が「医療費の底上げが必要である」という文言を入れるべく主張した点で意見が割れ,再度調整することになった.以下に,まとめの“案”と支払側・診療側の考え方と意見を示す.









(2009.12.4)

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