平成22年診療報酬改定における歯科に関わる論点について

 
 平成21年11月25日,中医協の第152回総会に引き続いて診療報酬基本問題小委員会が開かれ,平成22年改定における歯科に関する審議が進められた.歯科の改定については,(1)在宅歯科医療の推進,(2)障害者歯科医療の充実,(3)患者の視点に立った歯科医療,(4)生活の質に配慮した歯科医療の充実,(5)歯科固有の技術の評価が議論の対象として挙げられているが,この5点につき上條英之歯科医療管理官が参考資料を基に丁寧に説明した後,渡辺三雄中医協委員が各項目につき補足説明を行った.支払側委員からは,訪問診療を実施している医療機関が減っていることや,歯科疾患管理料に係る情報提供による効果について医療側と患者側で評価が異なる点ほかの質問があったが,論点に基づいた詳しい審議は近日行われることになる.5項目の詳細は,以下,同小委の資料を参考に願いたい.

厚生労働省ホームページ
中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会 平成21年11月25日資料


(2009.11.27)

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