北海道歯科学術大会および2009北海道デンタルショーが盛況裏に開催さる

 


道民健康公開講座は多くの一般市民で席が埋まった.また,22日夕刻より開かれた歯科学術大会懇親会には,21日に日本歯科医師連盟による次期参議院比例代表選挙候補者に決定した高嶺明彦氏も出席.石井みどり参院議員と壇上で握手し,拍手を浴びていた.
デンタルショーは製品等を実際に手にでき,比較・評価できる年に一度の機会.どの来場者も目当ての製品を熱心に見入っていた.
 去る8月22・23の両日,札幌市・パークホテルにおいて,恒例の北海道歯科学術大会(第62回)および2009北海道デンタルショーが,多くの参加者を集めて賑々しく開催された.
「Back to the Basic」をメインテーマとした歯科学術大会では,教育講演「障がい児・者の行動調整」(吉原俊博北大講師),特別講演「ビスフォスフォネート関連顎骨壊死(BRONJ)との付き合い方を再考する」(平塚博義札幌医科大教授ほか),「フッ素洗口シンポジウム」や歯科衛生士・歯科技工士を対象とした各種ワークショップなど,多彩な企画が用意された.中でも今年6月に「北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例」が制定されたことを記念して行われた道民健康公開講座「噛むことと健康・長寿」には多くの一般市民も参加し,「生きがいを支える歯科医療」(大久保満男日歯会長),「8020推進条例に期待されること」(川原敏幸北海道歯科医師会副会長),「噛むことと健康・長寿」(平井敏博北医大教授)の各特別講演に熱心に耳を傾けていた.
 また,併催された2009北海道デンタルショーには103社が出展し,それぞれ新製品や新刊書籍等を展示したが,一昨年2,982人,昨年2,898人と減少傾向だった来場者数は,今年は2日間で3,703人とやや持ち直し,盛況であった.
(2009.9.1)


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