8月の日歯連盟定例記者会見より

 


円内左より堤 直文会長,高嶺明彦氏.高嶺氏は,参院選は歯科医療政策に理解のある自民党から出馬する,と述べた.
  日本歯科医師連盟は8月28 日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において定例記者会見を開催した.去る8月21 日の臨時評議員会で次期参院選の候補者に決定した高峰明彦氏は当日開かれた理事会および会見に出席,会見では,理事会において役員の同意を得,自民党から職域代表として出馬することが決定した旨を述べた.そして「来年7月に行われる参院選までの11 カ月間,全国の診療所を回って得た先生方1人1人の声を国会へ届けたい」と,選挙戦に向けての意気込みを語った.なお,自民党から出馬予定である.

選挙対策推進本部会と中央後援会を設置
 執行部からは,理事会で選挙対策推進本部会,「たかみね明彦」中央後援会の設置が承認され,選挙対策推進本部会と中央後援会会長に堤 直文日歯連盟会長,中央後援会幹事長には高木幹正理事長,選挙方法やチーム作りの戦略について話し合う総合戦略部部長には蒲生 洵副会長,そして候補者PR プロジェクトチームには三塚憲二副会長,後援会活動促進チームには富野 晃副会長が,それぞれチームリーダーとして就任したことが発表された.組織図については以下のとおり.蒲生副会長は「基本はこの体制で臨む.コンセプトとして歯科界を挙げて候補者を送るため,全都道府県連盟代表者には何らかのかたちで選挙対策組織に関わってもらい積極的な応援をお願いしたい」とした.


名前の表記は「たかみね明彦」で
 今週にも東京都選挙管理委員会に後援会の届け出をするとのことだが,その際「高嶺」という苗字の画数が多く書きにくいことから,前記したように高峰は平仮名,明彦は漢字の「たかみね明彦」の表記で届け出を行うこととした.

 また蒲生副会長からは,政権交代が云々される現在,次の参院選も大変厳しい選挙戦となることが予想されるが,なぜ自民党から出馬するのか,その理由についてまとめ,9月18 日の評議員会までに説明文書を出せるよう努力する.そして,役員が手分けをして全国の会員にPR していきたい,とした.
 そのほか,記者との間で以下のような質疑応答があった.
Q 臨時評議員会での反対16 票に対しての配慮はあるか?
A 決まった以上は全国が一丸となり選挙戦に臨まなければならない.選挙対策組織の中に入ってもらい,協力を得たい.
Q 日本歯科技工士会への対応については?
A「協力体制を図る上で一度候補者を連れてきてほしい」とのオファーもあることから,9 月2日(予定)に高峰氏同道で日技に挨拶に行く.
 今後の予定としては9 月17 日に理事会,18 日に第107 回評議員会,25 日に全国会長・理事長・事務長会議の開催が予定されている.
(2009.9.1)


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