3月の日歯連盟定例記者会見より



永山一行会長(円内)は,石井みどり氏の支援者名簿の回収状況について「われわれの努力が足らない点がある」との認識を示し,達成率の低い地域を中心に講演活動などを展開していきたいとした.

 日本歯科医師連盟は第100回評議員会開催の前日である3月22日,東京・市ヶ谷の新歯科医師会館において定例の記者会見を開催した.会見で永山一行会長は「ようやく与党の中に歯科を取り上げるチームが設立できた」と述べ,自民党の社会保障制度調査会医療委員会のもとに「歯科診療に関するプロジェクトチーム」(井上信治衆議院議員主査)が設置されたことを評価した.そのほか石井選挙の最新情報などが発表された.

社会保障制度調査会医療委員会「歯科診療に関するプロジェクトチーム」の第1回が開催
 3月7日に第1回 社会保障制度調査会医療委員会「歯科診療に関するプロジェクトチーム」が開催され,歯科医療について厚生労働省へのヒアリングが行われた.当日は,鈴木俊一社会保障制度調査会長,鴨下一郎医療委員長をはじめ約50人の議員が参加し,連盟からは永山会長,村田憙信副理事長が出席した.第2回は3月23日に開かれ,歯科医師会に対してヒアリングが行われる(大久保満男日歯会長が発表する).

石井選挙――支援者名簿が26万人集まる
 連盟では石井みどり氏の支援者名簿の回収を進めているが,3月20日時点で26万5,353人分の支援者名簿が集まり,獲得率は94.8%にのぼると発表した.しかし,蒲生 洵副会長は「各地区によって,達成率が300%のところと40%台のところがあり,かなり温度差がある」として,このデータを参考にして石井みどり氏の講演活動を行っていきたいとした.

日歯連盟会員数が微減
 永山会長は会見で日歯連盟の会員数に触れ,昨年より入会者は増えたが「退会者と亡くなった方がそれを若干上回る」とし,会員数が微減している状況を説明した.今後は何らかの未入会対策を講じ「何とかもっと増やしたい」とのこと.


(2007.03.28)
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