第65回「保健文化賞」塩見 聰先生(姫路)が受賞
贈呈式の様子.渡邊光一郎(第一生命保険株式会社代表取締役社長)から,第一生命賞の感謝状を受け取る塩見先生.
第一生命保険株式会社(渡邊光一郎社長)は10月23日,東京・港区のホテルオークラ東京にて,「第65回保健文化賞贈呈式」を執り行った.
長年にわたり権威ある賞として高い評価を受けている同賞は,厚生労働省・朝日新聞厚生文化事業団から後援を受け,戦後間もない1950年に創設されて以来,健康増進,疾病予防などの保健医療分野,高齢者・障害者の保健福祉分野,少子化対策などの多岐にわたる分野において,顕著な業績を挙げた団体および個人を表彰し,戦後の保健衛生施策向上を目指してきた.創設当初は結核や栄養不足などが主な社会問題となっていたが,現在では生活習慣病対策,高齢者や障がい者への福祉,海外での医療や疾病対策など,時代に沿った問題に長年取り組んできた人々を表彰している.受賞者には,厚生労働大臣賞(表彰状)・第一生命賞(感謝状および賞金)・朝日新聞厚生文化事業団賞(記念品)・NHK厚生文化事業団賞(記念品)がそれぞれ贈られ,翌日は皇居に参内し,天皇・皇后両陛下に拝謁を賜る.
このたび受賞となったのは,9団体と個人5名で,歯科界からは個人の部として「塩見 聰先生」(元・姫路市歯科医師会会長)が選出された.今回を含めた受賞者総数は,634団体,個人326名,合わせて960件にのぼる.
なお,塩見先生の業績については次のとおり.
塩見 聰先生
:姫路市歯科医師会の要職を歴任し,障がい者・休日歯科診療の充実のため,口腔保健センターの改修を実現させ,より安全で高度な医療を提供した.また,地域住民の歯科疾患の予防と治療に努め,地域歯科医療の充実と口腔保健の啓発に貢献している.
(2013.10.31)
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