日歯連盟が第119回評議員会を開催

 

髙木幹正会長(円内左)は,今回の参議院選挙は,「歯科界の存亡をかけた戦いであるとともに,石井みどり氏にとっては2期目の挑戦となるため,それなりのポストも期待できる」との見方を示した.西村まさみ議員(円内中央)は,「歯科医療が健康寿命の延伸に大きく関わるということを歯科医師の立場として訴えていきたい」とした上で,石井みどり氏を側面から応援する決意を述べた.石井みどり議員(円内右)は,自身は「どこまでいっても組織代表であり,浮動票は望めない」とし,「前回以上の付託を頂戴しなければ(歯科をめぐる)困難な課題に立ち向かっていけない」と述べ,厳しい選挙戦に向け全国からの応援を強く訴えた.

 日本歯科医師連盟は6月28日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において第119回評議員会を開催した.はじめに挨拶に立った髙木幹正会長は,「参議院選挙はこれからが勝負であり,最高のピークを(投票日に)合わせていきたい」とした.
 続いて大久保満男日本歯科医師会会長,白須賀貴樹衆院議員が来賓挨拶を,石井みどり・西村まさみ両参院議員が国会報告を行った後,会務報告,会計報告,監査報告の順に各種報告がなされ,議案審議に入った.平成24年度一般会計収支決算,同年度政治活動運営会計収支決算についてなど,計7議案が上程されたが,執行部提案どおりすべて可決された.
 事前質問は下記のとおり.

○事前質問
・任期総括報告書について(長野県/塚越正明議員)

 髙木執行部の2年間の活動は非常に大きな成果を上げており,高く評価するものである.2年前に掲げたビジョンに沿って活動されたことは「年間事業報告書」で概要などはわかるが,総括報告は文書として配布しないのか.
髙木幹正会長:戦略室が日本歯科医師会とのすり合わせを行ってアクションプランを出し,それに伴う提言集も出した.各種委員会等については,基本的には会務報告が出ているが,それ以上の内容について,それぞれの経緯まで報告することは難しいが,実績(目標値や得られた結果)についてはご報告できると思われる.

 なお,次期執行部人事は先の評議員会で髙木会長に「一任」されたが,地区推薦理事の決定は6月30日ということもあり,常任理事・理事の発表については後日に持ち越され,この日は四役までが発表された(下記,敬称略).
 副会長:右田信行,藤原元幸,高橋英登
 理事長:峰 正博
 副理事長:村田憙信,砂川 稔


(2013.07.09)

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