次期参議院選挙で確実な得票を獲得するために(日歯連)

 

今回の記者会見は,髙木会長が出張のため欠席となり,峰 正博副会長・理事長(円内)が主に紹介を行った.

 日本歯科医師連盟(髙木幹正会長)は4月26日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において定例の記者会見を行った.会見では,次期参議院選挙の対応等について,以下のような紹介がなされた.

次期参議院選挙に向けて
 4月26日現在,日歯連盟会員による石井みどり氏への支援者名簿の集計状況は提出率が47.8%,獲得率が143.4%であり,38万1,061名の支援者を集めている.
 すでに得票目標の30万票(前回得票:228,165票)を上回っているとはいえ,(地域による)温度差があると思われる.そのため獲得率よりも提出率を上げていくよう,力を入れて働きかけていく必要がある.
 会員の提出率が低いことからも,現在集計された38万票は,あまりあてにならない数字であり,半分くらいに差し引いて考えるべきである,とした上で“確実な票を獲得するための作戦を展開していきたい”との姿勢を明らかにした.

公職選挙法改正に伴う対応インターネット選挙解禁について
 公職選挙法改正案が衆参両院で可決され,次期参議院選挙より「ネット選挙」が解禁となる.これまで,規制の多かったホームページ,ブログ,ツイッター,フェイスブック,Eメール(政党・候補者のみ),ネット広告(政党のみ)を選挙期間中に活用することが認められることとなった.
 Eメールについては,当初,支援者・支援団体による活用も可能になるとみられていたが,結果的には不可になった.日歯連盟としては,あくまでも組織選挙であるため(インターネットに頼らず),確実に票を獲得していくことをメインに活動する,とのスタンスを改めて示した.

従前とは異なる新たな取り組みとして
 全国の歯科大学同窓会・校友会員の中には日歯・日歯連盟の非会員が多くいるが,これらの方たちに向けて支援者名簿への協力の取り組みが積極的に行われている.さらに,5月26日には笹川記念会館(東京・田町)において1,200人の総決起大会を開くべく準備を進めている.
 また,石井みどり氏の出身校である鶴見大学は曹洞宗の大本山・總持寺により運営されているが,曹洞宗本部から正式に次期参議院議員候補として石井みどり氏を推す推薦状が今回はじめて出された.曹洞宗の寺院は全国に1万6千ある,とのことである.


(2013.05.10)

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