都道府県歯連盟と連携しながら総選挙をたたかう(日歯連)

 

来年1月31日,日比谷公会堂において全国都道府県・郡市区歯科医師連盟代表者連絡会議を開き,石井みどり・参議院選挙への対応,とりわけ全国的な集票活動の精度をいかに高めていくか,得票30万票の目標値(前回得票:228,165票)をどのように獲得するか,協議を行う予定である.

 日本歯科医師連盟(髙木幹正会長)は11月30日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において定例の記者会見を行った.会見では,目前に迫った総選挙への対応を中心に,以下のような紹介がなされた.
 日歯連盟としては,衆・参,比例区・選挙区(選挙)を問わずわれわれの政策を理解し,その実現に向け協力してくれている候補については,人物本位で応援していく姿勢を改めて明らかにした.具体的には,都道府県歯連盟から名前が挙がった候補者に対して推薦・支援を行っていくほか,日歯連盟独自でも重点的な対応を図る考えがあることを示した.その際,従前とは異なり,会員だからすべて推薦・支援とはせず,ケース・バイ・ケースで政治的な対応を図る場合もあり得る,とした.今回の総選挙には,多くの歯科医師が立候補することが予想されるが,予算の限度もあるため情報収集をシビアに行い,当選の可能性がない立候補者にはきわめて低い評価を下し,「はっきりと優劣を付ける」考えを明らかにした.
 多党が乱立している選挙だし,各党の歯科医療政策は不明な点も多い.また,選挙前の公約は1つの目安でしかないため,次期政権の様子を窺いつつ対応を図らざるを得ない実情を述べた.


(2012.12.06)

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