平成24年版 新歯科医療機器・歯科医療技術産業ビジョン 策定さる
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日本歯科商工協会ホームページで公開されている『平成24年版 新歯科医療機器・歯科医療技術産業ビジョン』(
http://www.jdta.org/pdf/h24_vision.pdf
).
平成19年に日本歯科医師会,日本歯科医学会,日本歯科商工協会の三団体によって歯科界で初めて“歯科医療機器産業ビジョン”が策定されたが,それは『平成19年版 歯科医療機器産業ビジョン』として冊子になった.その後の5年間の社会的な諸問題と歯科界の動きを踏まえて,このほど『平成24年版 新歯科医療機器・歯科医療技術産業ビジョン』が策定された.
24年版では重点課題として,①先進歯科医療機器開発による国際競争力強化(治験の在り方の検討,企業間の統合・協業の体制構築,海外流通網の構築など),②変化する歯科医療技術への対応(超高齢社会における日本発の健康長寿社会のモデル創りなど),③国民の安全・安心確保体制の確立(歯科医療に関わる情報の正確かつ迅速な伝達,歯科医療機器の保守点検・修理体制の整備,トレーサビリティ体制の充実など)の3点を挙げている.
策にあたった三団体ではこれらの課題解決のために,歯科医療技術革新の促進,ならびに国民の歯科医療機器に対する理解を深めていきたい考えである.
(2012.07.24)
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