インプラントに関する問題について,さまざまな調査報告書が出され日刊紙等でも報道がなされているが,大久保会長は「抗議ではなく,日歯としての見解を改めて呈示することで対応とする」とした.手術後に長期経過した後の不具合まで“事故”として括られてしまう表現の問題や,口腔内という特殊な環境下,維持には患者の協力が不可欠なこと等を説明し,理解を求める一方で,リスクの低減を目指し歯科医師にも引き続き研鑽を求めていく.