選挙をやる限りは結果を出さなければならない(日歯連)

 
 

混迷する政局の中で日歯連盟への期待も高まっている.
円内は挨拶する髙木会長.


日本歯科医師連盟(髙木幹正会長)は6月29日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において定例の記者会見を行った.会見では,社会保障と税の一体改革,次期参議員選挙などについて,以下のような紹介がなされた.
 社会保障と税の一体改革については,最低保障年金,後期高齢者医療制度などの社会保障が棚上げになっており,消費税増税のところだけをみて賛否を問われても,「医療団体としてはコメントできない」との姿勢を示した.
 同日,午後5時をもって次期参議員選挙・比例代表候補の公募を打ち切った.石井みどり(広島県歯科医師連盟より推薦),川口 浩(東京都〃),水野智彦(千葉県〃)の各氏が名乗りを上げているが,日歯連盟としては7月4日に第2回選考委員会を行う予定.原則として,9月の評議員会までに比例代表候補を決定したいと当初は考えていたが,いまの政局の中で解散がどうなるかの問題もある.(衆院解散総選挙ということになると,政党分布も変わるかもしれないが)それらの見極めをしながら候補者を決定しなければならない.
 政権与党との政策協議の中でさまざまな施策が決定されていく政党政治の中で,日歯連盟としてはまだまだたくさんの課題を抱えており,政府予算・税制についても政策協議していかなければならない.候補者の選定は慎重に行う必要があるものの,年内には決定し,次は選挙をいかにたたかっていくかになる.そして,選挙をやる限りは結果を出さなければならない,との見解を明らかにした.

(2012.07.06)

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