2012年各地デンタルショーの皮切り
第44回横浜デンタルショー開催

 
 

開会式でのテープカット.中央が藤井達士大会会長.


2日間の来場者数は,1日目1,807人( 歯科医師の割合40%),2日目1,043人(同45%),合計2,850人(主催者発表)で例年と比べかなり減少しており,次回開催時の動員が期待される.
去る1月8・9の両日,横浜市・産業貿易センタービル(マリネリア展示場)において,「Yokohama から未来へ 口からはじまる健康づくり」をテーマに第44 回横浜デンタルショーが開催された.
 本デンタルショーは,ここ最近2年に一度の開催となっており,また会場も2004年からはパシフィコ横浜・展示ホールにおいて行われていたが,今回はそれ以前に利用していた産業貿易センタービルに会場を移し,ある意味で“原点回帰” のデンタルショーとなった.
 開会式において藤井達士大会会長は,会場を移した経緯について触れ,「2011 年3月の東日本大震災では多くの歯科関連メーカー,販売店等が影響を受けたため,出展社の負担を軽減する意味もあって会場を変更した」と述べた.会場変更に伴って,展示小間のスペースもやや小さくなったが,来場者との距離が近づいたともいえ,出展113社はそれぞれに自社製品のアピールに努めていた.
 また,9日には特別講演として横浜総合病院歯科口腔外科部長・今村栄作先生による「インプラント併発症ー補綴処置およびメインテナンス期間に伴う併発症について」,鶴見大学歯学部・花田信弘教授,同竹内博朗臨床教授による「糖尿病医科歯科連携・日本糖尿病協会 歯科医師登録医のための講習会」が行われ,300 人近い受講者を集めていた.
 なお,次回の開催会場については,今後理事会で検討するとのことである.


(2012.01.13)

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