“弱ってきたハグキ”に新製品シリーズ(サンスター)

 
 



前半に行われた佐瀬聡良先生(千葉県)による講演の様子.歯周病の進行を食い止めるには「患者自身と歯科医院の両方が確実に役目を遂行することが必要」と述べ,参加者は皆熱心に聞き入っていた.

 サンスター株式会社(吉岡貴司代表取締役社長)は8月4日,東京・千代田区の帝国ホテルにて,今秋9月発売予定の新製品に関するマスコミ向けの発表会を開催した.
 このたび発売となるのは,歯周病の進行を効果的に防ぐことを目的とした「ガムアドバンスケア デンタルペースト」「ガムアドバンスケア 歯間ブラシL字型」「ガムアドバンスケア 歯間ケアジェル」のシリーズ3点である.サンスターは,平成17年歯科疾患実態調査の結果や同社独自の調査から,40代後半以降の年代における歯周病の罹患率が依然として高いままであるにもかかわらず,その大多数が,腫れや出血など何らかの“ハグキの症状”を自覚しながらも具体的な対処を行っていない,というギャップに着目.“ハグキが弱ってきた”と不安を抱く消費者の心理や危機感に焦点をあて,歯周病対策に未だ積極的ではないノンユーザーの取り込みを図るとともに,歯周病予防への意識喚起を今後とも継続していく.
 また,前半の第一部では佐瀬聡良先生(千葉県開業/歯周病専門医)による「老けないためにも,“弱ってきたハグキ”ケア」と題した講演が行われ,スライドやクイズも交えつつ一般にもわかりやすい形で歯周病の解説がなされた.

(2011.08.19)

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