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評議員会の様子.円内は挨拶する大久保満男理事長.
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今年,4月1日より公益財団法人となった8020推進財団は6月29日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において新財団に移行後の第1回評議員会を開催し,平成22年度事業報告などを含む5議案を上程した.
冒頭の大久保満男理事長による挨拶では,「全国19の県議会で“歯と口の健康づくり条例”が議員立法としてほぼ成立している」とし,国会では自民党政権時代より(「口腔保健法<仮称>」の法案づくりの)議論を進めてきたが,自民党・民主党のせめぎ合いが厳しく現在まで実現しなかった.しかし,「日本歯科医師会が間に入って,なんとか1つの法案にまとめて委員長提案(参議院厚生労働委員会)として今国会に通したいと考えている」と述べた.さらに,8020運動がなければ,こうした“歯と口の健康づくり条例”を作る考えも出てこなかっただろうとし,この運動が国民の健康を守るうえで大きなきっかけを与えたことを強調した.
上程された5議案(①議長の選出/②議事録署名人の選出/③評議員辞任に伴う後任評議員の選任/④理事の選任/⑤平成22年度事業報告及び収支決算報告並びに監査報告)については,すべて承認された. |
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