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スタッフの品格が高まる
心にひびく話しことば



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小六英介(前NHK放送局特別専門委員(アナウンスメント))

新書判・140頁・定価(本体2,000円+税)
ISBN978-4-930881-93-9

長年にわたる『日本歯科評論』好評連載
「自己再開発講座/話しことばの声・語・心」の著者が贈る,
歯科医院の女性スタッフのための“患者さんの心にひびく話しことば”の実践書!

●第 l 部は,社会人として,また医院の受付として,「どう話しかければ相手の心にひびくのか」,その基本をことばの専門家の立場で,そして患者の目線で解説.アナウンサーを指導した立場からの厳しい指摘もありますが,きっとそれが“人間としての成長”を促し,品格を高めます.

●第 ll 部は,場面毎の会話例集です.受付を中心とした様々な場面での会話例を示し,新入スタッフでも即“心にひびく話しことば”が実践できます.

●「患者さんとどう話せばいいのかわからない」と悩む新人はもちろん,「もっと患者さんと心を通わせたい」と願う中堅スタッフ,そして「女性スタッフに正しいことばづかいを覚えてもらいたい」と考えている院長の力になります.ぜひご活用ください.

○ぜひ,読んでいただきたい1冊○
 受付や歯科助手,歯科衛生士の方々は,患者さんと受付で最初の応対をし,治療が終わったらお見送りすることで仕事は終わりますが,この過程の一つひとつの場面で使っていることばを拾ってみると,こんな本ができた,という感じがします.本書は2部構成で,第l部は医療にかかわる人として,ことばをどう考えたらよいか,第ll部は受付での直接応対と電話応対,さらにチェアサイドでの応対について会話例を示し,いずれもわかりやすく解説しています.
 「心はかたちを求め,かたちは心をすすめる」ということばがありますが,患者さんへの応対は,まず第ll部の「対話のかたち」を覚え,現場で実践していくのがよいでしょう.その上で,第?部の「心をこめる」理論を読み込んでいくと,この本の中身が自分のものになります.
 本書は,著者が患者さんの立場,また院長や先輩スタッフが新人を育てる立場で「こう応対してほしいと思う気持ち」を代弁していると思いますので,本書の活用の仕方を2つ提案いたします.
 1つは,勤めている医院にふさわしい対話文を,シナリオづくりのように書き込んでほしいことです.2つめは,この本を医院全員で輪読し,ミーティング等で話し合うことです.スタッフ全員が読み進むことにより,その医院にふさわしい“ことば”を作り上げることができると思います.
 著者の小六英介さんは,歯科医療に高い関心をもち,日本歯科医療管理学会の会員になっていただいています.本学会会長の立場からも,ぜひ読んでいただきたい1冊です.
日本歯科医療管理学会会長  高津茂樹


内容目次

l 部 社会人,そして医院の受付としての基本

・挨拶ことば―“先に声かけ”が生命
・第一声が勝負の電話―サラリとやわらかに
・あなたも「電話美人」に―見えないから,よりていねいに
・電話美人を分析すれば―温かみが明日へとつながる
・声は人,ことばは心―人柄が見える声の色
・ことばは心の表れ―思うとすぐ口にしたくなる
・変なことばのチェック・アウト
・好感度をアップさせる話し方1―初診の患者さんは,不安でいっぱい
・好感度をアップさせる話し方2―敬語で大事なのは判断力と敬意
・再診の患者さん1―親しみと励ましの倍増
・再診の患者さん2―モタモタしないでスンナリと
・快適な心理的距離がある―あんまり そばに寄らないで
・気のきいた応接術1―とっておきのひとことで迫る
・気のきいた応接術2―親切,的確,ていねいに
・説明するとは―気のきいた話し方
・上手に話せないのは?―いろいろ理由はあるけれど
・こどもと保護者への応対―相手への思いやり
・高齢の患者さんへの応対―尊重することが第一
・苦情の取り扱い方の心得―苦情の応対,頭の良し悪し
<ことばのカルテ 番外編>
どこが間違っているでしょう?
どう読むのでしょう?
どっちが正しい?


ll部 歯科医院 こんな場面の話しことば
<受 付 編>
・はじめての患者さん
・来院理由の確認
・診療前の事務手続き
・過去に来院したかの確認
・待合室で待っていただく
・急患が来院したとき
・再診の患者さん
・再来初診の患者さん
・待たせているとき
・診療室への呼び出し
・荷物を預かるとき・返すとき
・診療室から出てきたとき
・会計のとき
・薬を渡すとき
・質問があるかをたずねるとき
・次回の予約の確認
・お見送りのことば
・歯科医師との会話1
・歯科医師との会話2

<電 話 編>
・電話の出かた
・初診の予約
・用件を聞く
・相手を待たせる
・用件を伝える
・かかってきた電話の切り方
・クレームへの対応
・電話のかけ方
・予約時間の変更を依頼する
・留守番電話への録音
・伝言を家族に伝える
・携帯電話にかける
・セールス電話の断り方
・院長への電話
・治療中の院長への電話の取次
・かけ直してもらうとき
・院長が留守のとき
・医院の留守電の応答例

<診療室編>
・治療の準備
・こどもにかけるひと言
・痛い,しみるときの合図
・器具を入れるとき
・治療が終わったとき
・待合室で待ってもらう


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