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日本歯科評論/増刊2010
「経過」と「変化」――患者が教えてくれたこと


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編:
池田雅彦(北海道・池田歯科クリニック)
押見 一(東京都・押見歯科診療室)
丸森英史(神奈川県・丸森歯科医院)

A4変判・186頁・オールカラー・定価(本体5,800円+税)

「経過」と共に訪れる「変化」にどう対応するか?
――その答えがこの中にある!
経過観察は生きた教科書!

■「予知性がある」といっても,治療結果の未来を「予め知る」ことはできません.患者の口腔内は加齢に伴う身体的変化や生活習慣の変化,精神状態などによって大きく変化します.そんな時,患者の「多様性」と「個別性」を考慮した歯科臨床が求められるのではないでしょうか?

■本書では,長年の「経過」から多くの「変化」を経験してきた歯科臨床の先達が,多大な時間と労力をかけた長期経過症例から得たことを語り尽くします.

■各著者が「患者さんが来院しなくなったら?」「患者さんとコミュニケーションを取るには?」といった若手歯科医師の質問に答えます.長年の経験から得られた次世代へのメッセージが,随所にちりばめられた永久保存版の一書です.


内容目次

I.座談会 第1部 長期経過観察から見えてきたもの……池田雅彦/押見 一/丸森英史

II.長期経過症例から患者が教えてくれたこと

  • 「変化」と「観察」――長期の臨床像からわかること……鈴木 尚(東京都・ナオ歯科クリニック)
  • 10年以上経過観察しよう――10年リスタートの考え方のすすめ……黒田昌彦(東京都・黒田歯科医院)
  • 変化することを前提とした歯科治療――インプラント適用後の変化例から考える……武田孝之(東京都・武田歯科医院)
  • 下顎の偏位(顎関節症)の治療から教えられたこと――24年の経過から……續 肇彦(神奈川県・つづき歯科医院)
  • 長期経過観察から見えてきたチーム医療の姿?生涯にわたる関係づくりは,スタッフの力……上野道生(福岡県・上野歯科医院)
  • 矯正治療における保定の取り組み――Retention Index(保定の指標)の提案……茂木悦子(東京歯科大学歯科矯正学講座)
  • 先人の経験を継承していくことの意義――咬合誘導の症例をとおして……髙野 真(東京都・高野歯科クリニック)
  • 患者さんが私の先生――生体の変化を観察することで見えてくるもの……谷口威夫(長野県・谷口歯科医院)

III.座談会 第2部 患者はどこへ行った?……池田雅彦/押見 一/丸森英史



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