歯科医院経営
充実と発展の軌道に どう乗せるか

――7年サイクルで創る持続的成長――





訂正

著/菅原 徹・菅原祐樹(歯科医院経営コンサルタント)

B5判・170頁・並製
定価(本体5,000円+税)

内容紹介
 歯科界が低成長時代となった今,歯科医院経営に求められるのは改革と計画性を柱とした“持続的成長”の確保です.今年より来年,さらにその翌年と成長を続けるためには,改革と計画性をどのように組み合わせて,どう実行していけばよいのか……,その“成功のkey”をここに公開
 借入金の返済期間や機器の減価償却期間,さらにはスタッフの入れ替わりなど,歯科医院をめぐる「ヒト・モノ・カネ」は7年単位で動いています.本書は,歯科医人生をこの7年1サイクルで区切り(5サイクルで35年),「充実した歯科医人生を送るには,どのサイクルに何をすべきか」について考える歯科医院経営の新ビジネスモデルを提示しています.
 ■7年サイクルを基にした「インプラント導入の成功モデル」や「プランニング例」を示して,研修や設備のための計画をどのように考えればよいのか等を例示.
 ■自院用に利用できる「計画表(7年サイクル表)」付き.
 ■持続的成長のためのキーポイント・35項目を紹介.できるところから始めることにより,歯科医院は充実と発展の軌道に乗る.

「医院をグレードアップさせたい」と思うすべての歯科医師,さらには開業間もない若手歯科医師にとって,自院を見直し改善を図るために最適な一書です.

内容目次

序文 イノベーションが成長を生む

〔図解〕本書のベースとなる考え方
 1 物・事・戦略のライフサイクル
 2 やるべきことを計画化する
 3 現状を認識し,未来を創造するために

第1部 持続的成長の基本

第1章 7年サイクルで考える持続的成長
 1-1-1 7年サイクルは成長のマジック・キー
 1-1-2 今に負ける心理 フォーカスは7年後
 1-1-3 長期戦の戦い方
 1-1-4 7年×4回+1サイクル
 1-1-5 早い時期の蓄えが支えになる
 1-1-6 機会損失
 1-1-7 “みんな思考”から抜け出る
 [7年(1サイクル)の歩み方
――年間収入4,000万円の歯科医院における「インプラント導入の成功モデル」]
 [7年サイクルを基にした歯科医院経営プランニング例
――持続的成長の視覚化]
 [7年サイクル表]

第2章 7年サイクル,今のあなたは?
 1-2-1 黎明期,32歳から38歳まで
――第1サイクル――
 1-2-2 成長期,39歳から45歳まで
――第2サイクル――
 1-2-3 円熟期,46歳から52歳まで
――第3サイクル――
 1-2-4 移行期,53歳から59歳まで
――第4サイクル――
 1-2-5 仕上げ期,60歳からのプラスワンサイクル
――第5サイクル――
 1-2-6 自己研鑽期
――学生時代――
 1-2-7 開業準備期
――研修・勤務医時代――

〔図解〕持続的成長を可能とする考え方と具体化のイメージ
 ――現状認識と未来を創造するために――
 
 従来型の思考を変える
 将来に向けて自分のポジションを決める
 なりたい“自分”に至る道を設定する
 新たな価値を創造する
 現状を見直し,改善する
 善良な人間関係を構築する
 満足感を高める経営で持続的成長に


第2部 持続的成長を実現させるためのキーポイント

第1章 変化対応力で切り開く
 2-1-1 割り切りは次の扉を開く
 2-1-2 人口問題の将来を読んで対応する
 2-1-3 短・中期の経済動向を汲んだ対応策を取る
 2-1-4 グローバル化の影響を正面から受け止める
 2-1-5 ニーズの全体観を持って対応する
 2-1-6 スピーディーに行動する
 2-1-7 世界標準を目指す
 [コラム データを読む
――1 歯科の将来像を考えるために]

第2章 新たな価値を創りアピールする
 2-2-1 量的価値から実際の価値へ
 2-2-2 自己革新で医院の価値を高める
 2-2-3 流行よりオリジナリティ
 2-2-4 価値観に応える
 2-2-5 当たり前の徹底が価値を生む
 2-2-6 患者のための効率化で価値を創る
 2-2-7 収入の3%,所得の10%を“学び”のために
 [コラム データを読む
――2 歯科疾患の変化]

第3章 持つ手(方法・手段・技術)を広げてチャンスをつかむ
 2-3-1 健康にとっての最善へ視点を転換
 2-3-2 診る目が上がると仕事が増える
 2-3-3 もっと先がほしくなる
 2-3-4 ワンストップが患者の望み
 2-3-5 積み重ねの財産で差がつく
 2-3-6 ビッグウェーブに乗る
 2-3-7 医院で小さな ・・・ ブームを創る

 [コラム データを読む
――3 国民の歯科意識]

第4章 ラポールを築き,長く続く関係へ
 2-4-1 医療の原点「PACS」への回帰
 2-4-2 目の前の患者さんを大事にする
 2-4-3 LEARNを徹底する
 2-4-4 “わかりやすさ”を工夫する
 2-4-5 共通の目的づくり
 2-4-6 信頼される瞬間とき
 2-4-7 “よい患者”が自然に集まる仕組み
 [コラム データを読む
――4 消費者の経済事情(1世帯当たり1カ月間の収入と支出)]

第5章 定期的に見直したい経営の大切な要素
 2-5-1 分析してみる
 2-5-2 人を活かす
 2-5-3 投資なしに成長なし
 2-5-4 資金は余るほどよい
 2-5-5 情報は常に発信する
 2-5-6 コスト・パフォーマンスを冷静に考えてみる
 2-5-7 代替されないブランドになる
 [コラム データを読む
――5 医療経済実態調査の結果]


第3部 どのように実践するのか

第1章 無計画から,予定を組み入れた経営へ
 3-1-1 無計画は事業所得600万円への道
 3-1-2 ウイニングロードを設定する
 3-1-3 人生の予定を組み入れる
 3-1-4 先憂後楽の気持ちで臨む
 3-1-5 データを読み,計画に活かす
 3-1-6 リスクを軽減する
 3-1-7 考える時間をつくる
 [コラム データを読む
――6 持続的成長の基本となる数値]
 [コラム データを読む
――7 自由になるお金とは(同じ医院でも収入が異なると……)]

第2章 個性豊かに成長し続けている7人の“Excellent Doctor”
 3-2-1 地域の特性に密着,そして専門分野拡大へ(1995年12月に開業)
 3-2-2 ワンストップから高度化へ(1995年5月に開業)
 3-2-3 信念を持ち続ける(1993年6月に開業)
 3-2-4 多彩な知識と幅広い技術を結合(1989年9月に開業)
 3-2-5 好奇心から世界標準へ(1988年2月に開業)
 3-2-6 どこまでも深く求める(1992年3月に開業)
 3-2-7 高度先進医療を志向(1989年10月に開業)

おわりに 夢を持てる歯科医院になるために






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