審美領域における空隙歯列への対応には矯正治療だけでなく，コンポジットレジン修復や補綴治療（ラミネートベニア，クラウン）が選択肢として挙げられますが，接着歯学の進歩を背景にコンポジットレジン修復が選択されることが多くなってきたように思います． 本企画ではまず，本特集のコーディネーター・天川由美子先生と，矯正医の立場から本特集に参加していただいた矢野圭介先生に，対談を通して「矯正」か「修復」か，治療の選択基準や一般歯科と矯正歯科の連携のポイントについて述べていただき，続いて矯正治療，コンポジットレジン修復，ラミネートベニア修復による空隙歯列への対応・アプローチのポイントを，エキスパートの先生により，それぞれ症例を通してご解説いただきました． 〈編集部〉構成コーディネーター：天川由美子特集のはじめに 前歯部空隙歯列にいかに対応するか̶治療の選択基準，診査のポイントとは？矯正医による診断とアプローチコンポジットレジン修復でのアプローチ①コンポジットレジン修復でのアプローチ②コンポジットレジン修復と補綴治療でのアプローチラミネートベニア修復でのアプローチ特 集矯正，コンポジットレジン修復，ラミネートベニア修復それぞれのアプローチ………………………………………矢野圭介…………………………吉木雄一朗……〈対談〉天川由美子・矢野圭介……………………天川由美子………………………飯田真也…………髙山祐輔MIコンセプトと審美的調和を目指したへの前歯部空隙歯列対応
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