歯周外科のベーシック&アドバンス
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理論的にはメンブレンを用いることで骨補塡材の安定や上皮の陥入を防ぐことを促進すると考えられるが,一方で術式は複雑化し,メンブレンの露出や歯間乳頭部の治癒不全などのリスクを抱えることになる.近年では,顆粒状でなく賦形性の高いスポンジ状の骨補塡材が登場しており,メンブレンを使用すaaddaaddbbeebbeeccffccff日本歯科評論 増刊 85図17 エムドゲイン+異種骨+吸収性メンブレンを用いたMPPT(modified papilla preservation technique)の症例.70代の女性.1壁性の骨欠損.術前の 6 頰側近心のPPD7mm,CAL7mm.術後4年1カ月経過,PPD4mm,CAL4mmに改善.a:術前.b~d:術中.e・f:術後4年1カ月.図18 リグロス+人工骨+吸収性メンブレンを用いたextended flapの症例.60代の女性.1~3壁性の骨欠損.術前の 6 頰側遠心のPPD7mm,CAL7mm.術後7カ月経過,PPD3mm,CAL4mmに改善.a:術前.b~d:術中.e・f:術後7カ月.4.成長因子+骨補塡材+メンブレン(図17・図18) 成長因子と骨補塡材を用いた併用療法に加えて,メンブレンを使用した際の付加的効果については明確なコンセンサスは得られていない.エムドゲイン+バイオオスに加えてバイオガイドを用いた場合に優位にPPD減少量が得られたという報告はある38).

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