歯周外科のベーシック&アドバンス
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Dental Review Special IssueCAL獲得量,PPD減少量,歯肉退縮量については有意差を認めないものの,エックス線写真上での新生歯槽骨の増加率において有意差を認めたと報告されている.骨欠損形態別では,リグロスのみを使用した群では■,■壁性骨欠損と比較し,■壁性骨欠aaddaaddbbbbeeeeccffccff84 THE NIPPON 図15 リグロス+自家骨を用いたMIST(minimally invasive surgical technique)の症例.60代の女性.■壁性の骨欠損.術前の 3のPPD■mm,CAL■mm.術後■年■カ月経過,PPD■mm,CAL■mmに改善.a:術前.b~d:術中.e・f:術後■年■カ月.図16 リグロス+人工骨を用いたEPPT(entire papilla preservation technique)の症例.40代の女性.■,■壁性の骨欠損.術前の 5 頰側遠心のPPD■mm,CAL■mm.術後■年■カ月経過,PPD■mm,CAL■mmに改善.a:術前.b~d:術中.e・f:術後■年■カ月.損では有意にCAL獲得量,新生歯槽骨の増加率が大きかったのに対して,リグロスとウシ由来異種骨を併用した群では差が認められなかったことから,■,■壁性骨欠損に対してはリグロスの付加的効果があったと示唆している36,37).

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