日本歯科評論9月号
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 本特集は「歯根破折のリスクというメタルコアの欠点と,築造体の破損というレジンコアの欠点を補う,i-TFCシステムについて特集してほしい」という読者の先生からの要望に応える企画として,i-TFCシステム開発当初からかかわってこられた坪田有史先生をはじめ,根管治療,補綴治療のエキスパートの先生方にi-TFCシステムの活用法をご紹介いただくものです. 当初は根管治療と支台築造を一回で行うことを目標に開発されたシステムのイメージが強かったi-TFCシステムですが,臨床応用が始まって十数年が経過し,幅広い症例にさまざまな応用が可能なシステムとして定着しつつあるようです. より確かな支台築造を目指す先生方の参考になれば幸いです.          〈編集部〉支台築造材料としてのi-TFCシステムの開発経緯と進化根管治療の視点からみたi-TFCシステムと臨床活用法i-TFCシリーズについて坪田有史木ノ本喜史補綴学および理工学的視点からみたi-TFCシステムと臨床活用法川本善和奥村麻理亜・紙本宜久特 集i-TFCシステムの臨床活用法

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